もともと髪がクセ毛の人に
わざわざ【くせ毛風のパーマ】をかける意味ってあると思いますか?
今回は『くせ毛』と『くせ毛風パーマ』の違いを検証してみたいと思います。
まずはウェーブについて
『くせ毛』の人はウェーブが不均一な場合が多いですね。左右で違う人もいるし、場所によって不均一な人もいるのでヘアスタイルを創るうえでは狙ったバランスにするのは難しいです。
『くせ毛風パーマ』の場合はヘアスタイルに適したウェーブがバランス良く配置されています。ですのでウェーブ同士がぶつかり合う事がないのでヘアスタイルは綺麗に収まると思います。
ツヤについて
『くせ毛』の場合は髪の毛一本一本が不均一な形状のため 光が綺麗に反射しないのでツヤは出難く どちらかというとパサっとした感じに見えてしまいます。スタイリングにオイルやグロスを使う事で若干は解消できると思います。
『くせ毛風パーマ』の場合は自然乾燥だと流石にパサつきは目立ちますがドライヤーを使って乾かせば自然なツヤは出てくれると思います。ですので、スタイリング剤もスプレータイプの軽さ重視のものから、ウェット感が出るジェルタイプのものまで幅広く使えると思います。
ベースの髪質が直毛なのかクセ毛なのか
ベースの髪質が直毛の人や クセがほぼ無い人が『くせ毛風パーマ』をかける場合には、上記の様にツヤやウェーブの均一感を比較的簡単に得られる事は出来ますが、ベースの髪質がクセ毛の人が『くせ毛風パーマ』をかけた場合には 全然違った結果になったりする事もあります。
くせ毛の人に『くせ毛風パーマ』をかける場合には ちょっと一手間加えたデジタルパーマなどが必要になってくると思います。
似ているけど全然違う
こうやって両者を比べてみると一見似ている様で 実は全然違うものですよね。
ウェーブやツヤ感などを見ると『くせ毛風パーマ』のほうが良い所だらけの様に見えますが、パーマの持続性やコストなどの観点から見ると断然『くせ毛』のほうが良かったりもします。
それぞれに メリット デメリットはありますが
【自分の持って産まれた髪質】というオリジナリティは大切にしながら 素敵なヘアライフを楽しんで下さいね!
article written by 東久留米 美容室 キューピーヘアメイクアップ murata
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