こんにちは
qp-murata.comのムラタです。
ヘアカラーのアレルギーという言葉はよく聞くけど、実際の所 どこからがアレルギーの部類なのか?
ちょっと頭が痒くなるとか、ヒリヒリするくらいなら平気なのか? なんて思っている人は結構多いんじゃないかと思います。
インターネットなどで調べてみても、極端な例ばかりが取り上げられていて実際の美容室では どの程度までが平気なのか?という事を、いわゆる一般論『人から聞いた話やデーター』などでなく現場の美容師が本音で話しますね。
アレルギーの可能性
ボクがお客様の髪を染める時に一番気にしている事ってなんだと思いますか?
1 色のツヤ 持続性
2 髪の傷み
3 施術時間
どれも大切にしている事なんだけど…まず一番最初に気にするのは カラー剤に対するアレルギーが有るのか?無いのか?という事かな。
よくある事なんだけど、「私はアレルギーなんて無いよ!」
などと自分では思っているんだけど、実際にパッチテストなどをしてみるとアレルギー体質だった…なんていう人は結構いる(笑)
こんな経験ありませんか?
例えばカラーをした次の日に耳の後ろ辺りが痒くなったり…襟足の辺りが痒くなったり…なんか頭皮に痛痒い感じがあったり…なんて経験はないですか?
もし↑に心当たりのある人は、もしかしたらアレルギーを少し持っているのかもしれないですね
アレルギーの原因
まずアレルギーの原因の中で圧倒的に多いのは、ジアミンという成分によるアレルギーだ。
ジアミンとは
p-フェニレンジアミン は化学式C₆H₄(NH₂)₂で表されるアニリン誘導体である。外見は白色固体だが、空気に触れると酸化して暗色に変化する。主にエンジニアリングプラスチックの原料として用いられるほか染髪にも利用される。
何やら難しい言葉が沢山出て来るが、要はカラー剤の中に入っている【髪が染まる成分の事】で、世の中に出回っているカラー剤(ヘアマニキュアなどの酸化染料を除く)のほとんどの物に入っているといっても過言ではない。
なのでヘアカラーのアレルギー検査をしたいのであれば、ジアミンに対してのアレルギーが有るか無いかを医者に聞いてみれば良いと思うし、もし美容室で調べたい場合ならパッチテストというのを行ってもらい、カラー剤に対する耐性を診てもらうのも 一つの方法だと思います。
まとめ
やはりカラーのアレルギーに限らず少しでも体に異変などを感じたらすぐに医者に行くのが一番良いと思います。
そして気をつけて欲しいのは 妊娠中であったり長期的に体調が優れない人なんかは、必ず担当の医者にヘアカラーをして平気なのか?という事を確認してからご来店して下さいね。
article written by 東久留米 美容室 キューピーヘアメイクアップ murata
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