こんにちは
キューピーヘアメイクの村田です
これからお話するのは、先日お店のお客さんが実際に起こしてしまった…とてもショッキングな出来事なのですが…
今後その様な事が起こらないように、このブログを通して皆さんに注意事項としてお伝えしたいと思います。
皆さんの中で使っている方も多いと思うのですが、洗い流さないトリートメント(アウトバストリートメントなどと表記されているもの)という商品です。
この商品の使用方法は「ドライヤーやアイロンをする前に髪につけて下さい」みたいな事が書いてあるのですが
これを付けてドライヤーで髪を乾かす場合には保護剤として働いてくれるので、特に問題はないのですが…問題はアイロンやコテを使う場合なんです。
何が問題なのかと言うと…
あまりにもコテやアイロンをする時の使用方法を勘違いしている方が多いという事なんです。
以前にもブログに書いたのですが【アイロンやコテを使う時には絶対に髪をしっかりと乾かした後にしましょう】という事です。
順を追って説明していくと、まず乾いた髪にアウトバストリートメントを付けます→その後にアウトバストリートメントで湿った髪をもう一度ドライヤーで乾かします→そしてアイロンやコテを使ってスタイリングする
という流れなのですが、意外と【アウトバストリートメント塗布後にもう一度ドライヤーで乾かす】というのを外しちゃっている人が多いんじゃないでしょうか。
せっかく髪を熱から守ってくれるアウトバストリートメントを使っているのに これでは髪は日に日にボロボロになっていってしまいます。
アイロンやコテは湿った髪に使うと「ジュっ」という音がします。
あれは『水蒸気爆発』といって ものすごく髪に負担がかかります。
カラーなどをしている髪だと一回の水蒸気爆発で髪の組織が破壊されてしまい、破壊された髪は「ジリジリ・バサバサ」の髪になってしまいます。(それの一番酷いパターンが髪を焦がしてしまった時のジリジリ状態です)
髪は一度このジリジリの状態になってしまうと二度と元に戻す事は出来ません…
ですのでアイロンやコテを使う時には絶対に髪が乾いている事を確認してから行う様にして下さい。
ちなみに先日お店に来店されたお客さんは、ボブ系のスタイルなんだけど毛先5センチの箇所だけが均等にジリジリになっていて…
話を聞いてみるとトリートメントスプレーをシッカリしてからコテをしていたみたいで、『コテで毛先を丸めている時にジュージューいってたけどトリートメントが効いているのかと思っていた』との事でした…
とても悲しい話なので記事にしようか悩んだのですが…同じ様な失敗が少しでも減ってくれる事を祈って記事にさせて頂きました。
家族や友人などで間違った使い方をしている方がいましたら、ぜひ適切な使用方法を教えてあげて下さいね!
article written by 東久留米 美容室 キューピーヘアメイク
http://qphairmakeup.com
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