ケアカラーの施術例

コラム

今回はヘアカラー(白髪染め)について話をしたいと思います。
色々な話をしても分かりにくいと思いますので
当店でやっている施術の流れに沿って説明していきます。

 

まずはカウンセリングです

一番最後に聞くことはアレルギーの有り無しです。
(この辺は必要があれば事前にパッチテストなどを行いますので詳細はコチラをお読み下さい)

[clink url=”https://qp-murata.com/patch-test/”]

次に希望の色味やヘアスタイルについて聞くのですが
今回はカラーリングの話をメインにさせていただくのでこちらは割愛させて頂きます。

 

カラー剤と処理剤(トリートメント)

カラーリングの種類は大きく分けると
・髪の内部に色素を入れるタイプ。
(一般的な白髪染めです)
・髪の外部に色素を貼り付けるタイプ。
(ヘアマニキュアやHC塩基染料など)
という2種類です。

今回は髪の内部に色素を入れるタイプの
カラーリングについて話をします。

カラーリングは特性上
髪の内部に色素を入れるために
まずは髪の毛を一度膨潤させて薬剤を
浸透させやすくする性質があります。

この特性を利用してウチのお店では
色素と共に髪に必要なトリートメント成分も
同時に補充していきます。

髪にコシやハリが必要な場合には
ケラチンを使うのですが
高分子のものやsig化されたものを
使っても仕方がないので
分子量700以下のものをセレクトしています。

髪がゴワつく方
硬くて扱い難い方
またクセが強い方などには

ケラチンを使うと逆に
髪の強度が出てしまうので
その場合にはコラーゲンやCMCなどで
保湿 柔軟性などを補っていきます。

これらをカラー剤に混ぜて
髪の内部に入れ込む場合と
まず最初に塗布してから
カラー剤を塗布する場合がありますが

それは髪の毛の状態や
どの様な仕上がりの質感を求めるかで
変えていきます。

カラー塗布の前に

カラー剤を塗布する前に必ずカラー剤の中に
添付するものがあります。

先程お話をしたケラチンなどとは別に
これは全てのお客さんに使うもので
OLAPLEX キレート剤 フルクトース
この3種は必ずカラー剤に添付します。

効果などについてはググって頂ければ
わかると思いますが
これらはカラーリングによる
髪の痛みをかなり軽減できるのと
頭皮への刺激をかなり軽減する事ができます。

そして顔周りや もみあげ 襟足などには
プロテクトクリームを塗っていきます。

プロテクトクリームは特殊なもので
髪にプロテクトクリームが付いても
髪の毛はシッカリと染まるのに
地肌に付いたカラー剤からは
肌を守ってくれるという優れものです。

 

カラー剤塗布

いよいよカラー剤を塗布するわけですが
ここでもポイントがあります。

顔周りや もみあげ 分け目付近 襟足など
最も気になる部分には
根本からシッカリと薬剤を塗布しますが

それ以外の部分には地肌からギリギリの所
から塗布をする 通称【ゼロタッチ】という
技術で塗布をしていきます。

これはとても難しい技術でもあり
とても大切な技術でもあります。

シッカリと説明をすると
長くなってしまうので簡単に説明をすると

カラーというのは回数を重ねるごとに
アレルギー反応が出るリスクが
高くなっていくんです…

一度アレルギーが発症してしまうと
二度とカラーリングをする事は
出来なくなってしまいます。

そのリスクを最小限に抑えるためにも
毎回行うカラーリングの際に
極力地肌には薬剤を付かないように
気を付けて塗布してあげることで

アレルギー発症のリスクが
かなり軽減する事ができるので
ウチのお店では そのような施術方法を
取らして頂いています。

 

シャンプーの工程やトリートメントなど

カラー塗布後には時間をおいて
シッカリと染まっているのかを
チェックをした後にシャンプーに入ります。

シャンプーの過程もカラーをするうえで
物凄く大切な要素なのですが
今回は話が長くなってしまったので
次の機会にお話したいと思います。

 

article written by 東久留米 美容室 キューピーヘアメイク 

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