こんにちは
キューピーヘアメイクの村田です。
これを読んでいる人の中で、中学生くらいまでは直毛だったのに、ある日を境にクセ毛になってしまった…という方。結構いるんじゃないでしょうか？
ではその14〜15歳からクセ毛になってしまった…という人達に『何が原因で直毛からクセ毛になってしまったのか…』という事を振り返ってもらい 何か原因など思い当たる節はありますか？ と聞いてみると、多くの人から その時期に髪を短く切ったのを境にクセ毛になってしまった…という応えが返ってきました。
ですので今回は髪を短く切ってしまうとクセ毛になってしまうのか？という事について書いてみたいと思います。
※コレは美容師としてのボクの考えで、全てが正しいというものではないと思いますが その点は御了承下さい。
まず最初に
クセ毛になる原因から考えてみると やはり影響が一番多いのは遺伝です。 こればかりは外的な要因など関係なくクセ毛になってしまいます。
そして遺伝によりクセ毛になってしまった場合でもクセの強弱や種類などは様々な形があります。
先程の14〜15歳からクセ毛になってしまった…の逆のパターンになりますが『子供の頃には緩いカールがあったのに髪を切ったら真っ直ぐになってしまった』という例などは もともとクセ毛なんだけどスゴく緩いクセなので髪が細い幼児期にはウェーブはあったけど髪質がシッカリとしてくるにつれてウェーブは ほとんど分からなくなってしまった、というパターンです。
ここでポイントになるのが この人は【直毛ではなくてクセ毛の遺伝子をもっている】ということなんです。
どういう事かと言うと、このパターンの場合は 髪が曲がろうとする力よりも髪の強度が優っているから一見すると直毛の様に見えているだけで何だかの原因で髪が細くなってしまった場合には（ヘアカラーやパーマなどの物理的ダメージや加齢による髪の弱化）再度クセが出てくる可能性は高いという事です。
コレはあくまで事例の一つであって最初に触れた14〜15歳からクセ毛になるパターンとは また別の話です。
途中からクセ毛になってしまうパターンについて
まず最初にこのタイプの人は『クセ毛になる可能性のある遺伝子で産まれてきている』という事です。
クセ毛の場合も病気などと一緒で、生活習慣などによって先天的ではなく後天的に発生する事例は多々にあります。
ここでポイントになるのが後天的にクセ毛を発生させてしまう生活習慣や環境というのは一体何なのか？ という所です。
これが解れば『中学生くらいからクセ毛になってしまった』という事の謎を解くことができるんじゃないでしょうか。
原因は一体何なのか？
突然なんですが、頭髪の役割（ファッションではなくて身体的な意味）って何だと思いますか？
僕は髪の役割っていうのは体温をコントロールしたり、紫外線から守ってくれたり、油分のコントロールだったり、など色々あると思うのですが その中でも体温のコントロールというのが最も大切なポイントになると思っています。
つまり脳という人間にとって最も重要な場所を紫外線などから守りながら温度のコントロールをしているんだと思うんです。
そして次の質問なのですが、髪が長い場合と短い場合では どちらが紫外線や熱から脳を守れますか？
答えは 髪が長いほうが守れます。
最後に直毛とクセ毛ではどちらが熱や紫外線から脳を守れますか？
答えは クセ毛です。
以上の事を前提として考えると今回のケースの場合には、14〜15歳くらいの身体的にも色々と変化をする時期に、髪を短く切った事によって頭皮が受ける紫外線量や熱量が上がってしまい、その事によって【髪が環境に対応してしまった】と思うんです。
つまり髪を短く切った事によって頭皮への刺激が増えたので【髪を直毛からクセ毛に変えて脳を守ろう！】という身体の防衛本能が働いてしまい髪が直毛からクセ毛に変わってしまったんです。
クセ毛の方が頭皮への防衛能力が高いというのは、暑い国の人の髪を見ればわかると思います。また身体のなかでも急所といわれている所もクセのある髪によって守られています。
まとめ
以上の事から14〜15歳くらいの時に髪を短く切ったのを境にクセ毛になってしまった原因というのは
クセ毛の遺伝子を持っていた人が頭皮に刺激を与えてしまった事を引き金として身体がその状況に対応してしまいクセ毛になってしまったという事でした。
小さいお子さんがいる方などはその点なども考慮してヘアスタイルを決めてあげて下さいね。
article written by 東久留米 美容室 キューピーヘアメイク
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